【原ニツーリング】千葉市周辺の「道の駅」チョイ乗りがてらに地元グルメ・風景が楽しめるお勧め3スポット

2025年6月1日日曜日

原付二種

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「道の駅 あずの里」までグロムでチョイ乗りツーリング

トコトコ走りを楽しみながら気軽に行ける下道版サービスエリア


国道などの一般道、いわゆる下道をバイクでツーリングしているとき、めっちゃ助かる「道の駅」。


だれでも無料24時間利用できる。運転の休憩はもちろん、ゴハンおやつも食べられる。地元の名産品おみやげも買うことができる。


高速道路にあるサービスエリアの下道版、って感じ。トイレが近いオッサンのワタシにはアリがたい施設です(苦笑)。


ただワタシが住んでいる千葉市には、道の駅はなし。まあ、郊外へのドライブがてらに立ち寄るスポットですからね。


でも「千葉市の近くにあって、ツーリングがてら行ける道の駅はないの?」と思っていました。そしてワタシ以外にも、


千葉市の周辺にあるオススメの道の駅を教えて!


ツーリングの目的地にできて、地元名産のグルメや風景も楽しめる道の駅を教えてほしい


そんな声がたくさんある。ということで、いろいろ探して自分でバイクを走らせてみたら結構あるんですよ、いいスポットが!


この記事では、千葉市の周辺にあってツーリングがてら気軽に行ける道の駅について、


  1. 「道の駅 あずの里いちはら」〜植物園内の古墳にびっくり
  2. 「道の駅 やちよ」〜新川の流れと眺めに心癒やされて
  3. 「道の駅 いちかわ」〜スタイリッシュさと古刹巡り

上記の3つのオススメのスポットを紹介&解説します。


この記事を読めば、3つの道の駅の特徴や地元名産グルメ、さらには施設周辺の楽しめる風景について分かります。


さらには実際にバイクを走らせて、3つの道の駅に行ってみたくなりますよ。


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改めて「道の駅」って何なの?


「あずの里」の直販コーナー。地元野菜がたくさん並んでます

★下道版のサービスエリア


「道の駅」は国道などの一般道を走るドライバーやバイカーが休憩したり、ご当地の名産や情報などと触れ合うことができる施設。


高速道路や有料道路にあるサービスエリアと同じ目的で設置された、下道版サービスエリアです。


1991年に地方自治体や道路管理者らによって実験的に設置され、建設省(現国土交通省)に登録されたのが始まり。


2025年1月時点で、47都道府県で計1230施設が登録されています。


「道の駅」の特徴は、何といっても「休憩」の機能。


駐車場・駐輪場やトイレ、休憩スペースが24時間無料で利用できること(助かります!)。


もう1つは「情報」機能。施設では地元の名産品やグルメなどが販売されています。


さらには施設周辺にある観光名所や道路状況なども掲示されていて、訪問先の特徴や魅力がよく分かるようになっています。


施設で働いている方も地元の人たちで、地域の人たちと利用者の交流の場にもなっています。


★ツーリングの目的地としても


「道の駅」はツーリングやドライブ時の「休憩場所」や「中継点」といったイメージがあります。


でも、この記事で紹介する3つの「道の駅」はツーリングの目的地」としても魅力がたっぷりあるんです。


ワタシは千葉市内に住んでいて、原付二種で愛車のホンダ・グロムで下道をトコトコ走り回っています。


いい年のオッサンなので、長距離よりは片道1時間チョイの〝プチツー〟の方がカラダに優しい(苦笑)。


なので「1時間くらい走って、食べ物がおいしくて景色も素敵なところ」に行きたい。


そんな思いや事情にマッチしているのが、この記事で紹介する3スポットなんです。


次項からは、ワタシ的にハマった「道の駅」を1つずつ紹介&解説していきます。


1.「道の駅 あずの里いちはら」〜植物園内の古墳にびっくり


「あずの里」の正面入り口。広々してます

★房総の玄関口的なスポット


市原市は千葉県の中央付近にあって千葉市の下、東京湾に面しています。


だから房総方面に向かう人にとっては「房総の玄関口」的なイメージがあると思います。


東京&千葉市方面から走って、市原市内を海沿いに通っている国道16号から内陸側にちょっと入ると、周囲は自然が豊富。


なので、下道はメチャのどか。グロムでトコトコ走っていると、ホントに気持ちいい!


さらに国道297号をトコトコ走っていくと、やがて道の駅が見えてきます。


こちらの「あずの里 いちはら」は、千葉県市原市浅井小向492−1にある道の駅。


名産品の販売スペースなどは午前9時〜午後6時まで営業。定休日は毎月第2火曜日(祝日の場合は翌日)と正月三が日。


駐車場は大型が9台、普通車は57台を停めることができます。バイク用駐輪場は施設の本館横に設置されています。


施設の敷地内にはバーベキュー広場も設置。施設全体が広々していて、とても気持ちいいスポットです。


広場ではさまざまなイベントも開催されていて、多くの人たちが訪れています。


イベントについては「あずの里 いちはら」ホームページをご覧ください。


コロッケは揚げたてでメチャうまい(あずの里ホームページから引用)

★市原の新鮮な食材や草花がたくさん


市原は海沿いに工業地帯がある〝産業市〟だけど、農産物も豊富なんです。


こちらの道の駅にある農産物直売所では、旬の食材がズラリと並んでいます。


お芋、自然薯(じねんじょ)や名物の姉崎大根。さらには地元野菜の漬物、桃や柿などの果物もおいしそう。


これら地元の食材を使ったおみやげも、物産コーナーに並んでいます。


さらに軽食コーナーでも、地元食材を使ったメニューがたくさんあります。


甘みがハンパない姉崎大根を使った牛トロの煮込みや、名産の加茂菜がたっぷりのお弁当とか。お値段は大体ワンコイン(500円)前後。


ワタシ的にうますぎて驚いちゃったのが、コロッケ上の写真)。1個200円(税込み)。


注文を受けてから揚げてくれるので、アツアツ&サックサク。中のジャガイモはほんのり甘みがあってホックホク。


コロッケ自体が大きいので、1個だけでもオナカは満足しちゃうほど。


あまりにうますぎて写真を撮るのを忘れたほど(苦笑)。なので、上の写真は「あずの里」ホームページから引用させていただいています。


うますぎる揚げたてコロッケは、鉄板でリピートです!


本館の横に併設されている「ベーカリー&カフェ ホワイトベル」では、地元のフルーツを使ったパンやスイーツを販売。


こちらで焼き上げたパン&ケーキをドリンクと一緒に、外のベンチでも楽しむことができますよ。


バーベキュー広場の奥にある「浅間塚」。実は…

★植物園内にある古墳にびっくり

こちらの施設の裏は高台になっていて、上り口には「バーベキュー広場 アズ植物園」の看板が立っています。


看板に誘われて、えっちらほっちら上がっていくと、まあ広いこと。


この高台は周遊式の植物園になっていて、あちこちに季節の花々が咲き誇っているんです。


その広場の真ん中あたりにバーベキュー広場があって、季節の花を楽しみながら地元食材を味わえるワケ。


こちらの広場と続いている「市原市農政センター」まで足を伸ばすと、いいウォーキングになって汗がにじんでくるほど。


はあ、しんどっ…」って感じで広場に戻ってきたら、バーベキュー広場の奥にこんもりした小さい丘が見える。


何だろう?」って近づいてみると、看板には「浅間塚(せんげんづか)」。説明書を読んでみてびっくりしました。


「浅間塚」は浅間=富士山信仰に基づくモノ。江戸時代に富士山が望める高台につくられていたそうです。


この塚は明治の頃につくられたようで、さらに発掘調査で塚の下に古墳があることが確認されているそう。


古墳は4世紀ごろのモノで、当時のこの地域の村長が葬られている可能性があるんじゃないか、と。


要するに古墳を利用して、盛り土を重ねて塚にしたようなんです。


古代史好きなワタシ的には大感激。「ツーリングにきて、休みがてら古墳も見れるのか!」と大コーフンしました。


古墳の周遊路から眺める市原市内の風景も素晴らしい。「あずの里」に立ち寄ったときは、ぜひこちらもご覧ください。


2.「道の駅 やちよ」〜新川の流れと眺めに心癒やされて


新川にかかる橋。バイクを押して渡れます

★国道16号沿いで唯一の道の駅


八千代市は千葉県の北西部にある都市で、東京方面で勤務する人たちが多く住むベッドタウンというイメージがあります。


一方で自然が豊富で、印旛沼からの放水路(新川)を利用して農業も盛ん。


名産のは100年の歴史があり、ニンジンに関しては国の指定産地になっているほど。


そんな八千代市内を通っている国道16号沿いに「道の駅 やちよ」はあるんです。


「道の駅 やちよ」の別名は「八千代ふるさとステーション」。住所は千葉県八千代市米本4905ー1。


「ふるさとステーション」の営業時間は午前9時〜午後7時まで。休館日は毎月第2月曜日と年末年始になっています。


駐車場は施設の周りに2カ所。第1駐車場は普通車98台、大型車10台。第2駐車場は普通車135台を停めることができます。


施設から1〜2分歩きますが、駐輪場もあってバイクを停められます。


こちらでは八千代市の農産物がたくさん楽しめて、さらには農業体験などのイベントも開催されています。


イベントについては「道の駅 やちよ」ホームページをご覧ください。


「道の駅 やちよ」の本館

★地元野菜や酪農製品も


「ふるさとステーション」では、八千代市の野菜はもちろん、酪農製品も楽しめるんです。


農産物直売所「クラフト」では、農環境を重視する地元のエコファーマーが育てた朝とれの健康野菜がズラリ。


市内ではおコメも作っていて、コシヒカリやミルキークインなどを販売中。おコメコーナーでは精米もできて持ち帰れるんです。


市内には酪農家もいらっしゃって、「プチシャンデリー」では搾りたて牛乳でつくったジェラートを味わえます。


やちよ道の駅食堂」では、麺類や定食のメニューがズラリ。今人気なのが「竹岡式ラーメン」。


房総の富津市竹岡のご当地ラーメンを再現していて、チャーシューを煮込んだしょう油ダレのスープがめっちゃうまいです。


「ふるさとステーション」の横を流れる新川の向こう岸には、「やちよ農業交流センター」も隣接しています。


こちらでも地元野菜や加工食品などを買うことができます。


さらにはジャガイモやそら豆の収穫体験や、おコメ作り体験もできるんです。


新川をはさんだ両施設を見て回るのも楽しいですよ。


★新川の眺めが素晴らしすぎる

ワタシが「道の駅 やちよ」を推す理由は、新川の眺め。めっちゃ癒やされるんですよ。


新川は印旛沼からの放水路になっていて、千葉市の花見川に通じて検見川の浜東京湾に流れ込んでいます。


「道の駅 やちよ」は新川のそばにあって、施設の外には川沿いに散歩道があるんです。


こちらからの眺めがホント、ステキ。春には散歩道に植えられた河津桜ソメイヨシノが満開になるんです。


桜の季節じゃなくても、川のそばには小さな森や林が多くて、青い空と緑の中をゆったり流れる川が広々して気持ちいい(上の動画)。


おみやげやお菓子がそろう「ピーナッツスクエア」で、ドーナツとコーヒーを買ったり。


直売所「クラフト」で八千代産のおコメを使ったおにぎりや太巻きとお茶を買って、外の散歩道へ。


ベンチに腰掛けて、川の流れを眺めながら食べるおにぎりが最高なんです。


新川には「ふるさとステーション」と「農業交流センター」を行き来するためのがかかっています。


この橋はバイクを押しながら渡ることができるんです。なので橋の真ん中までバイクを押して写真を撮ることもOK。


この項目の最初の写真は「ふるさとステーション」側の橋の入り口でパチリ。けっこう映えていい感じじゃないですか?


この川に来るだけでもツーリングの理由=目的地になるんです。


3.「道の駅 いちかわ」〜スタイリッシュさと古刹巡り


「道の駅 いちかわ」の駐輪場から

★東京に一番近い道の駅


市川市は松戸市や浦安市と並び、千葉県で最も東京都に近い都市の1つ。


都心への通勤・通学に便利なベッドタウンとしても有名です。


千葉方面から市川〜松戸を通って東京・葛飾に通じる国道298号沿いに、「道の駅 いちかわ」はあります。


「道の駅 いちかわ」は千葉県市川市国分6−10ー1にある道の駅。


施設の開館時間は午前9時〜午後10時まで。うれしいことに年中無休なんです。


駐車場も広い! 普通車は69台、大型車は48台が駐車可能。EV車の充電(1台)も可能です。


バイクは8台停めるスペースがあり、スポーツバイク(自転車)用のスタンドもあるんです。


こちらのコンセプトは「都心に一番近い道の駅」。


東京には道の駅が1つ八王子滝山)だけしかなくて、千葉からも東京からも「一番近い道の駅」の1つでもあります。


それだけに、施設はめっちゃオシャレでスタイリッシュに作られているんです。


施設では季節ごとにイベントを開催中。くわしくは「道の駅 いちかわ」ホームページをご覧ください。


施設前の広場にはキッチンカーもあるんです

★市川の名産品&イタリアン


施設内の「メルカートいちかわ」は、梨など市川の名産品や千葉県の特産物がズラリと並んでいます。


特に名産の梨を使った「エナジーゼリー」やジュース、お菓子などが大人気。


ワタシは梨の実がふんだんに詰まっている「梨丸くんどら焼き」をいただきましたが、メチャうまいです!


市川市の南部の街・行徳にある三番瀬でとれた海苔も、東京湾の海の香りと味を楽しめます。


レストランカフェも充実しています。


レストラントラットリア・アルポンテ」は、東京・日本橋浜町にある同店の姉妹店で、本格イタリアンを楽しめるんです。


イタリアンの名店の味を楽しむために「道の駅」までツーリング、なんて感じもいいですね。


いちCafe」は自家焙煎したコーヒーを味わうことができて、コーヒー豆も買うことができます。


軽食メニューも豊富で、市川の梨を使ったソフトクリームは一番人気。


フランス風サンドイッチ「カスクート」も500円台で食べることができるんです。


また施設前の広場にはキッチンカーも出店していて、唐揚げやラーメンなどが販売されています(上の写真)。


こちらは食のメニューが豊富で、スタイリッシュなのが特徴といえますね。


「梨丸くん どら焼き」は梨の実がたっぷりでうまいです!

★オシャレな「道の駅」を起点に古刹巡りも


地元の名産品やイタリアンまで楽しめる、オシャレでスタイリッシュな「道の駅 いちかわ」。


一方で施設周辺には見どころがたくさん。なので、施設内には名所案内がしっかり設置されています。


実は市川市には名刹古刹がたくさんあって、しかも「道の駅」からメチャ近いところにあるんです。


まずは「龍珠院」(市川市国分5−13−2)。「道の駅」からは約400メートルの距離にあります。


真言宗豊山派のお寺さんで、江戸時代の享保3(1718)年に創建。


こじんまりしたお寺ですが風情があって、鐘楼が見事なんです。


もう1つは「国分日枝神社」(市川市国分5−13−5)。「龍珠院」のお隣の神社です。


創建年代は不明だそうですが、鳥居に元禄2(1689)年に建立されたという銘文があります。


境内は静かな空気が漂っていて、とても心が落ち着きます。


そして「下総国分寺」(市川市国分3−20−1)。「道の駅」から約600メートルの位置にあります。


創建は何と天平時代(729年〜749年)。聖武天皇の詔(みことのり、命令ですね)で全国に建てられた国分寺の1つ。


真言宗豊山派のお寺で、現在の本堂は昭和元(1926)年に建立されたもの。境内のたたずまいに、いにしえを感じちゃいます。


オシャレでスタイリッシュな「道の駅 いちかわ」を起点に、バイクで歴史を感じる古刹・名刹巡りも楽しいですよ!


まとめ・ツーリングの目的地としても楽しめるスポット


「道の駅 いちかわ」には地元名産の自販機もあります

ここまで、千葉市の周辺にあってツーリングがてら気軽に行ける「道の駅」について、


  1. 「道の駅 あずの里いちはら」〜植物園内の古墳にびっくり
  2. 「道の駅 やちよ」〜新川の流れと眺めに心癒やされて
  3. 「道の駅 いちかわ」〜スタイリッシュさと古刹巡り

上記の3つのオススメのスポットを紹介&解説してきました。


「道の駅」は、高速道路にあるサービスエリアの下道版。


だれでも無料で利用できて、運転の休憩はもちろん、食事やおやつも食べられる。地元の名産品やおみやげも買えちゃう。


ワタシが住んでいる千葉市には道の駅がないため、紹介した3つの道の駅はチョイ乗りでツーリングがてらに行ける、ありがたいスポット。


この記事を読んで、3つの道の駅の特徴や地元名産グルメ、施設周辺の楽しめる風景について分かったと思います。だから、


千葉市の近くにあって、ツーリングがてら行ける道の駅はないの?


千葉市の周辺にあるオススメの道の駅を教えて!


ツーリングの目的地にできて、地元名産のグルメや風景も楽しめる道の駅を教えてほしい


そんな悩みがある人には、ぴったりの道の駅なんです。


この記事を読んで興味を持ったら、ぜひ3つの道の駅までバイクを走らせてみてください。


ツーリングの目的地としても最適なので、絶対に楽しめますよ!


当ブログでは、ほかにもバイクライフに役立つ記事を公開しています。ぜひご覧ください。


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